令和8年7月15日(水曜日)18時30分から20時まで、さぬき市役所本庁301・302会議室において、「さぬき市観光教育トーク」を開催しました。
当日は、さぬき市の観光教育の取組みについて事務局から説明を行い、地域の魅力を次世代へつなぎ、「選ばれるまち」を目指す取組みの現状と方向性を共有しました。


第1部では、北海道ニセコ高等学校・ニセコ国際高等学校の教諭である中谷知記氏を講師に迎え、「高校生が地域を変える-世界から注目されるニセコ町の観光教育から-」と題した基調講演を実施しました。講演では、観光教育を通じて地域と世界をつなぐ取組みや、高校生の当事者意識を育む教育の重要性について、ニセコ町の先進事例をもとにお話しいただきました。
続いて行われた質疑応答では、観光教育の「地域を知る」ための研修先の選定方法や企業からの支援、地域との関わり方などについて質問が寄せられました。研修先については、カンファレンスや表彰式等で出会った方々とのつながりをきっかけに、理念に共感し相互に協力し合える関係性の中から広がっていること、また、ふるさと納税などを通じた支援があることが紹介されました。さらに、地域との関わりについては、チラシ配布やボランティア活動など多ような形で関係性を築いていることが共有されました。
また、観光教育のあり方については、地域ごとに必要な学びや体験は異なるものであり、学校の教室内にとどまらず、実際に地域に出て人と関わる体験が当事者意識を育む上で重要であるとの考えが示されました。
その後、さぬき市観光アドバイザー株式会社まちづくり観光デザインセンターかとうけいこ氏の意見も交えながらさぬき市における今後の展開について中谷氏、かとう氏よりご意見をいただきました。高校生の視点を活かした地域づくりや、観光を通じた人材育成の重要性について理解を深める機会となりました。
今後、本市における観光の目指すべき方向性を示し、行政、事業者及び地域が一体となって観光振興及び地域活性化に取り組むための指針となるさぬき市観光ビジョンの策定を行います。
今回のさぬき市観光教育トークでは、地域の魅力を自分ごととして捉え、主体的に関わる人材の育成と、持続可能な観光まちづくりに向けた機運の醸成が図られました。